宮城県大崎市にある鳴子峡(なるこきょう)。
大谷川によって形成された、深さ100メートルにもおよぶ大峡谷です。
宮城県を代表する紅葉の名所で、10月中旬~11月中旬にかけて赤や黄色に美しく染まる紅葉を見ることができます。
そこで今回は、美しい紅葉をゆったりと鑑賞できるように、鳴子峡の混雑状況や渋滞状況についてみていきましょう!
混雑の回避方法についても解説しています。
鳴子峡の紅葉2023の混雑や渋滞状況は?【土日】
鳴子峡は、土日はどれくらい混雑するのでしょうか。
道路の渋滞状況や駐車場の混雑状況についてみていきましょう。
道路の渋滞状況(土日)
例年、紅葉シーズンの10月中旬~11月中旬の土日はたくさんの人が観光に訪れるので、国道47号が大渋滞します。
特に2023年は、11月の3、4、5日が三連休となっているため大規模な渋滞が予測されます。
時間帯としては、8時~16時の間が特に渋滞するようです。
鳴子峡へはアクセス手段がいくつかありますが、駐車場がたくさんあるので、やはり自動車で来る人が多いようです。
また、紅葉シーズン中のみですが臨時の運行バスも予定されています。
●自動車 | 東北自動車道古川ICを降りて国道47号を通り、約1時間 |
●JR | 古川駅で陸羽東線に乗り、鳴子温泉駅にて下車後、タクシーで約10分 |
●バス | 鳴子峡臨時運行バス「紅葉号」(10月14日~11月5日のみ) |
●徒歩 | 鳴子温泉駅から中山平側入口まで約60分 中山平温泉駅から中山平側入口まで約30分 |
国道47号線は、片側一車線で追い越し禁止。
迂回もできないのでどうしても渋滞が起きてしまうようですね。
渋滞に巻き込まれたくない方は、事前に道路情報や渋滞情報などをチェックしておいた方が良さそうです。
ミヤギタビマップ【観光をサポートするデジタルマップ】 (miyagi-tabimap.jp)
※こちらのサイトで鳴子峡周辺の渋滞情報や駐車場の混雑状況などを随時知らせてくれるそうなので、ぜひ参考にしてみてください。
駐車場の混雑状況(土日)
紅葉シーズンは駐車場も混雑します。
特に土日になると、8時前にはすでに駐車場の前に列ができているそうです。
レストハウスに近い中山平側駐車場は第1~第3まで3か所あり、こちらは紅葉シーズンのみ有料になります。
●駐車場有料期間 | 10月上旬~11月中旬(予定) |
●利用時間 | 7時30分~16時30分(予定) |
●駐車料金 | 普通自動車(軽自動車含む) 500円 中型自動車 1,000円 大型自動車 1,500円 自動二輪車及び原動機付自転車 200円 ※料金は変更の可能性あり |
●駐車台数 | バス12台・乗用車253台 |
一方、レストハウスからは離れますが、無料の駐車場も2020年時点で7か所ほどあるようです。
ただし、紅葉シーズン中はすぐ満車になってしまうとのことなので、早めに着くようにしましょう。
鳴子峡の紅葉2023の混雑や渋滞状況は?【平日】
では、平日はどれくらい混雑するのでしょうか。
道路の渋滞状況や駐車場の混雑状況をみていきましょう。
道路の渋滞状況(平日)
紅葉シーズン中は、平日も渋滞が起こります。
時間帯としては、大体9時~15時の間が特に車が多いとのこと。
ただし土日の、”10分で着く道で1時間かかった” のような、大規模な渋滞とまではいかないようです。
X(Twitter)では、平日でも渋滞していたという情報と、渋滞はあまりしていなかったという情報のどちらもありました。
天候や、次の日がお休み(休みを取れば3連休)など、その時の状況によって変わってくるのかもしれません。
駐車場の混雑状況(平日)
駐車場ですが、こちらは平日でも混雑しているようです。
8時30分を過ぎると混んでくるようなので、できれば8時~8時30分までには駐車場に到着したいですね。
また、レストハウスの見晴らし台や、電車が走るところが見える大深沢橋など、平日でもカメラをかまえる人で混雑するようです。
散策する際には、ソーシャルディスタンス(他者との距離)を保ち、感染症対策のご協力をお願いします。
大崎市ホームページ
大崎市のホームページにはこのように記載されているので、できるだけ人の少ない時間を見計らって(昼食時など)、景色を楽しみたいですね。
鳴子峡の紅葉2023の混雑回避の方法【土日】
土日の渋滞・混雑回避の方法について解説していきます。
道路の渋滞回避方法(土日)
まずは渋滞の回避方法です。
7時までに到着し、15時までに出発する
土日は、8時には渋滞が始まってしまうので、7時か、遅くても7時30分までには現地に到着するようにしましょう。
朝早くであれば、紅葉シーズン中でも渋滞は避けられます。
帰りは16時前後が一番混むので、14時~15時ぐらいをめどに出発すると良いと思います。
鳴子峡周辺のホテルや旅館に泊まる
渋滞には巻き込まれたくない、でも早起きしての準備や運転も大変…という方は、前もってホテルや旅館に宿泊してしまうのも手です。
鳴子峡周辺にはたくさんのホテルや旅館があります。
さらに鳴子温泉郷には5か所の温泉地があり、泉質も豊富。
宿泊して温泉を楽しみながら、翌日にはゆったりと紅葉の散策ができます。
歩いて行く
中山平温泉駅から鳴子峡レストハウスまでの距離は約2.2km、大人の足なら30分ほどです。
少し遠いかもしれませんが、体力に自信のある方、歩くのに慣れている方ならおすすめです。
徒歩で行くのであれば、歩き慣れた靴や気候に合った服などを準備しましょう。
駐車場の混雑回避方法(土日)
続いて、駐車場の混雑回避方法です。
混雑する時間を避ける
駐車場が混雑する時間帯は、土日だと8時~16時の間です。
なので、その時間帯を避けて行くようにしましょう。
行きは7時~7時30分、帰りは14時~15時ごろに出発すれば混雑は避けられると思います。
早い時間のバスを利用する
駐車場にはバスが12台止められるスペースがあるので、バスを利用すれば駐車場に入れなくて困るということはなさそうです。
さらに始発に乗れば、比較的渋滞を気にせず現地に行くことができます。
(鳴子峡臨時運行バス「紅葉号」の始発は、鳴子温泉駅発が8時30分、中山平温泉駅発が9時です)
ただし、他の乗客で車内が混雑する可能性があるので、早めに列に並んでおくのが良いと思われます。
鳴子峡の紅葉2023の混雑回避の方法【平日】
平日の渋滞・混雑回避の方法について解説していきます。
道路の渋滞回避方法(平日)
まずは渋滞の回避方法です。
8時30分までに到着し、14時までに出発する
平日の渋滞時間は8時30分~15時の間。
なので、8時~8時30分までには到着するようにしましょう。
帰りは15時前後から渋滞が始まるので、14時に出発すれば間違いないと思います。
駐車場の混雑回避方法(平日)
続いて、駐車場の混雑回避方法です。
混雑する時間を避ける
駐車場が混雑する時間帯は、平日だと8時30分~15時の間です。
なので、その時間帯を避けて行くようにしましょう。
行きは8時~8時30分までに到着し、帰りは13時~14時ごろに出発すれば混雑は避けられると思います。
鳴子峡の紅葉2023・まとめ
渋滞・混雑状況のまとめです。
- 毎年10月中旬~11月中旬の紅葉シーズンが混雑する
- 2023年は、11月の3、4、5日が特に混雑すると予想
- 土日は8時~16時、平日は8時30分~15時が渋滞する
渋滞・混雑回避方法のまとめです。
- 土日は、7時までに到着し、15時までに出発する
- 平日は、8時30分までに到着し、14時までに出発する
- ホテルや旅館に泊まる
- 歩いて行く
上手に渋滞や混雑を回避して、自然が作り出した絶景と、色とりどりの美しい紅葉を楽しんでくださいね。