2023年現在・高校野球界の中でトップクラスの飛距離を誇るプロ注目の「ボンズ」こと広陵高校の真鍋慧(まなべ けいた)選手には4歳上の兄がいますが、それは2019年夏に広島商業高校の主将として甲子園に出場した経験をもつ真鍋駿(まなべ たけと)選手です。
弟・慧が尊敬する兄の母校・広島商業高校ではなく広陵高校を選んだ理由として「ここで日本一を目指したい。兄を超したかったから。」と強い決意で臨んでいますが、プロ注目の強打者に慕われる兄とはいったいどのような人物なのでしょうか。
真鍋慧の兄・駿は甲子園出場経験者?
真鍋慧の兄・駿選手は2019年に甲子園出場を果たしました。
2019年の全国高校野球選手権は真鍋駿選手の出身地である広島県が被爆して74年経った『原爆の日』に開幕したこともあり、そのことからこの大会への思いを、「広島の高校に通う者として忘れてはいけない日。甲子園で普通に試合ができることは当たり前ではないと思う」と語っていました。
惜しくも初戦の岡山学芸館(岡山県)に5対6で逆転負けし、甲子園優勝とはなりませんでしたが、主将としての務めだけでなく3打数1安打1打点と記録もしっかりと残すところがさすがですよね。
そして、これらの活躍もあり真鍋駿は2019年度の日本学生野球協会の優秀選手にも選ばれています。
別々の高校に進学したにも関わらず、兄弟揃って甲子園に出場するなんて凄いことですよね!
真鍋慧の兄・駿の野球の実力
“高校のビッグ4”と言われている真鍋慧選手は広陵高校を2年連続中国大会優勝に導き、2年連続明治神宮大会準優勝という結果にも貢献していますが、真鍋慧選手の兄・駿選手も小学生の頃からすでに野球の実力があったと言えます。
小学6年生の時には所属していたチームは全国大会に出場していて、中学時代に所属していたクラブチームでは4番ピッチャーとしてチームを引っ張っていく存在でありました。
その後の広島商業高校でも下級生時から4番を任されるなど、その実力は確かなものであったと言えます。
法政大学進学後は2年生の秋までリーグ戦への出場はなかったものの、1,2年生中心のフレッシュトーナメントでは主力としてプレーしており、2年生の春には12打数5安打、打率.416の大活躍で5年ぶりの優勝に貢献しました。
“豊作の年”と言われている世代でこれだけの結果を残すことができるのはやはり実力があるということですよね!
真鍋慧の兄・駿のプロフィール
最後に真鍋慧の兄・駿選手のプロフィールを紹介します!
- 名前:真鍋駿(まなべ たけと)
- 生年月日:2001年4月6日
- 出身地:広島県
- 身長:180センチ
- 体重:85キロ
身長189㎝・体重93㎏という恵まれた体格を持つ真鍋慧に対し、身長180㎝・体重85㎏と一回り小さい真鍋駿選手ではありますが、「今なら兄ちゃんに腕相撲で勝てる」との挑戦を受け腕相撲勝負をしたそうですが、あっさり返り討ち見事勝利したそうです。
このことからもパワーはまだまだ兄の駿の方があるみたいですね!
小学生の頃にソフトボールを始めたことをきっかけに、中学時代に硬式野球を始め、すぐに結果を残し今もずっと活躍し続けている真鍋駿。広島商業高校時代には主将を務めるなど、プレーだけでなくまとめる力・チームを引っ張っていく力も兼ね備えている素晴らしい選手であるといえるでしょう。
真鍋慧の兄・駿のまとめ
現在の高校野球界の中でトップクラスの飛距離を誇る真鍋慧選手を弟にもつ兄の駿選手も実力がある選手であるということがわかりましたね。
兄弟でともに甲子園に出場することだけでも凄いのに、ドラフト候補者としてともに名が挙がっている真鍋駿・真鍋慧兄弟。ぜひ2人揃ってプロ入りを果たしてほしいですね!